仏画・肖像画などの注文制作を承ります。
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古画修復
  次の世代へ家宝・寺宝を甦らせる
古画修復の原点は、古画の破損状態(破れ、折り目、虫食い、シミ、絵の具の剥落など)を止めて、古画の寿命を延ばすということにあります。
当研究所はその原点に基づいて、工房独自の技術力で古画修復を行います。

如来寺釈迦三尊古壁画修復


修復前


修復後
 
修復風景


旧裏打紙の剥がし作業


最小限の補筆作業


総裏打補強作業


現場貼りつけ作業
 
実如上人真筆六字名号修復
室町時代後期(1500年頃)の本願寺第9代の御門主


修復前

 

 修復の一環

 欠落寸前の箇所の固着作業
      


 修復後
平松寺宮殿扉絵修復 
            


修復前


 

修復後


修復前


修復後
      ※鼠害によって、大きく欠落していた部分を元絵師の筆致を丹念に研究した上、煤の汚れなどを取り除いて、補紙の後、天然岩絵の具、自家製煤絵の具で補筆しました。

染み抜き作業
  ●当工房染み抜き作業の基本方針はできるだけ本紙を痛めないような自然の水とバイオ洗浄液で作業します。  やむ得ない場合、化学的な薬を最小限に使用します。

染み抜き前 拡大
染み抜き前

 


染み抜き後 拡大
染み抜き後



古画の「移染」抜き

   古画によく見られる、水漏れ、水害などの原因で表具裂地の色が溶けて本紙に移ってしまった「移染」という色移り現象で、この場合は通常の水としみ抜き薬剤が効きません。そして、古軸の「移染」の場合は、よく本紙を通して、古軸の裏の総裏紙まで深く滲透し、なかなか除去するのに困難を極めるので、多くの作業者がそのまま放置するか、或は色塗布によって処置されます。しかし、表の色塗布は原画の画風を損うので、お薦めできません。当工房の場合は「移染」箇所周囲の絵の具(金箔、金泥等)の成分に悪影響を与える化和現象をさせないよう、その都度、独自に除去還元剤を調和して、最大の注意を払って除去作業を行います   

 
「移染」抜き前
      「移染」抜き前

 
「移染」抜き前
 
「移染」抜き後
 

「移染」抜き後
 
「移染」抜き後
  古杉戸絵洗浄補色修復


洗浄補色前
   

洗浄補色後
 

洗浄補色前
   

洗浄補色後

当工房補彩の三大原則

(1)原古画の古意を損なわないよう最小限に施す。

(2)原画絵師の作風を徹底的に研究し、迫真に再現する。

(3)最大限に原画と同じ材質で作業する。

     

        
  
●原古画に最も近い顔料の種類、粒子、色相などを選定することは 補彩の基本。

●時には古色(時代色)を出すため、岩絵の具(天然のみ)を焼いて、 補彩を行うこともある。

    
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